『ウクレレ快読本』

小林正巳、日本評論社。

 著者はキヨシ小林とは別人である。私は勘違いして読み始めたが、すぐに違うことがわかる。ウクレレが日本に入り込んできた頃の昔からウクレレに携わってきた人だ。
 ウクレレの歴史、奏法などの説明、ウクレレ制作者・プレイヤーの紹介、CDの紹介など、ウクレレに関する様々なことが丁寧に詳しく書かれている。歴史についてはかなり勉強になる。中には「ウクレレ工作講座」として「愛用のウクレレを電化しよう」というのがあったりして、実に楽しめる。附属CDもとても充実していて、奏法の説明資料としてのmpegファイルや楽譜、工作キットの画像データ、調べたいコードが一発でわかるExcelファイルなど、実に盛りだくさんである。mpegファイルのひとつは「MATTのワークショップ」と題したもので、30分に亘って著者のウクレレ講座を聴く(観る?)ことができ、私もウクレレを抱えてワークショップに参加した。
 ウクレレが好きな人なら一読の価値有り。マニアックだけど初心者も十分すぎるほど楽しめる。そんな本だ。
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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。