正直な話、初めのうちこのアルバムが好きではなかった。全編古くさい感じがして、地味な曲ばかりだと思っていた。「プー横丁」でも売れているみたいだし、中川イサトさんも岸部眞明さんも薦めていたから購入したのだけれど。でもCDと一緒にTAB譜まで買ってしまったので、そのままにしておくのが勿体なくて、何度も何度も聴きまくった。それで、最近やっとこのアーティストの良さが少しだけわかってきたような気がする。
わりと好きになったのは、1「Lullaby」、2「Hey There, Baby」、3「See-Saw」、4「Model Railroad」、11「Gratitude」、13「& 50 Cents Gets You A Cup Of Coffee」の6曲。たぶんこれらの曲からコピーし始めるんだと思う。
曲目の最後に書かれていた次の言葉がなかなかいい。
Words fail me-that’s why I play guitar.