『SILENCE!』Petteri Sariola

 ペッテリ・サリオラ。ロックテイストの強いアコースティックギタリスト。低音部、高音部のどちらも粒立ちが良く音がきれい。キレがある。自ら「スラム奏法」と呼ぶ奏法がリズムの肝になっていて、そのポイントは、チョッピング、スネア、そしてベース・ドラムの三つだという。
 6「VALVE 2」なんかを聴くと、この人は本当にヘッジスが好きなんだな、と感じる。そして、ギターもいいんだけど、ヴォーカル曲がなかなかいい。声がとてもいいのだ。その伸びのある声でハードロックを歌わせたくなる(このアルバムは十分ロックしてるけど)。ヴォーカル曲は4曲収録されているが、2「SILENCE」は好きな曲だ。ギターソロの曲では、パーカッシブで彩り豊かなリズムが特長の4「PRIME」が結構いい。7「UNTITLED BLUES」は初めかわいいブルースかと思いきや、途中から彼らしさが全開になってくる。10「MOTHERSONG」は静かできれいなメロディ。このアルバムの中では唯一静かな曲。
 フィンランド発のおもしろいギタリストが現れた。

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。