『イノダコーヒ 札幌紀伊國屋支店』

 窓の方を向いたものすごく長いカウンターが印象的なカフェ。窓の外には街路樹のプラタナスがすぐ目の前に広がる。カウンターの手前の部分は本を読みやすいように絶妙な角度でカットしてある。さすが書店に併設されたカフェのことだけはある。そして(これはすごいことだと私は思うのだが)このカフェにはBGMが流れていない。何十回とここで珈琲を飲んできたにもかかわらず、つい最近までこの事実に気づかなかった。おそらくBGMのないことが、このカフェが独特の洗練されたイメージを醸し出している大きな理由のひとつになっているのだろうと思う。
 珈琲メニューとしては「アラビアの真珠」と「コロンビアのエメラルド」がある。珈琲を頼むとミルクと砂糖を入れるかどうか店員に聞かれるが、一度くらいは店員の薦めるままミルクと砂糖を入れて飲んで欲しい。それらを入れて飲むのが、この珈琲店が京都に初めて店を出して以来の「型」であるからだ。そこで騙されたと思ったら、次からはミルク、砂糖なしにすればよい。

イノダコーヒ 札幌紀伊國屋支店』札幌市中央区北5条西5丁目7番地(地図
(sapporo55ビル 紀伊國屋書店札幌本店2F)

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。