『BIG NEIBORHOOD』Mike Stern

 2009年。ジャズ・ギタリスト。
 私がマイクのアルバムを聴いたのは『is what it is』(1994)、『GIVE AND TAKE』(1997)以来であるから、曲調の違いに戸惑ったのはある意味当然のことかもしれない。上記2作はどちらかというとギターが前面に出て、抑制の利いたきれいなメロディーをじっくり聴かせる、といったタイプのアルバムだったと思う。その傾向は2「6TH STREET」、8「LONG TIME GONE」などに通じている。それに対して本アルバムはロック色が強い。ライナーノーツによると、彼はジミ・ヘンドリックスの影響を受けているという。アルバムの前半部にはボーカルの入った曲も数曲取り入れられており、アルバムの幅を大きくしている。
 好きな曲は後半に集中しており、例えば9「CHECK ONE」、10「THAT’S ALL IT IS」、11「HOPE YOU DON’T MIND」なんかが好みだ。アルバム全体としても結構気に入っている。
 余談だが、マイク・スターンを知ったのは矢野顕子の『Piano Nightly』(1995)というアルバムの5曲目が彼の曲だったからだ。この曲は『is what it is』の3曲目に入っている。

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。