『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』小宮一慶

 ディスカヴァー携書。
 著者は、数字力とは次の3つが身につくことだと定義している。1.把握力(全体を把握する力)、2.具体化力(発想力につながる)、3.目標達成力。そして、この数字力をつけるために、数字の見方の7つの基本と気をつけなければならない6つの罠を説明し、5つの習慣を提唱している。ざっと言うと、基本的な数字(日本のGDPとか労働人口、自社の売り上げなど)を覚え、それらの定義をきちんと知り、それらの関連づけをすることにより未知の数字を推論し、目標をちゃんと立てることができることが、数字力だ、と著者は述べる。数字力という言葉は新しいが、言っていることはそう真新しいことではない。
 この本を読むこと自体はそれほどストレスにならないと思われるが、数字力を身につけるには読み終わってから本書の言うことを実践していかなければならない。当たり前のことだが。そこで一番のネックになってくるのが、本書でも一部触れられている「関心」なのだと思う。これがあれば後はどうにでもなってしまうのではないか、と私には思われる。もうひとつ私が重要だと思った観点としては、すべてのことを数字に落とし込む、ということが挙げられる。乱暴に言えば、ビジネスに関する色々なことに関心を持って、それらのことを数字に落とし込む癖をつけていけば数字力はついてくる。私は本書を読んでそう思った。

ひとりごと
(しばらくビジネスとは無縁の生活を送りたい)

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。