『ブラジル・サンマリノ』可否茶館

 私が珈琲を飲むようになったきっかけが可否茶館大通店のカウンターで飲んだ『ブラジル』であったことは以前話した。今飲んでいるこの珈琲がそのときと同じ味なのかどうかはもうわからない。でもブラジルはいろいろなブレンドのベースになるだけあって、やはりクセが少なく飲みやすい。そこに物足りなさを感じるか安心を感じるかは人それぞれだ。私は初めのうちその安心感-つまりブラジルであれば失敗することはない-ゆえにこの豆ばかり飲んでいたが、そのうち物足りなさを感じていろいろな豆を飲むようになった。今ではスペシャルティ珈琲と呼ばれる農園を特定した珈琲をおもに飲むようにさえなった。そんな私が、こうしてまたあの日のようにブラジルを飲む、というのはどういうことなんだろう。
 もしかするとそこに何らかの意味を探してしまう、ということが今の私のこころの病み(闇)を表しているのかもしれない。
 でも大丈夫。きっと数日後にはコスタリカのスペシャルティ珈琲を買っているだろうから。

可否茶館HP

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。