西村和 作陶展

 にしむらなぎ。2010年5月27日~6月1日、石の蔵ぎゃらりぃ はやし。
 札幌駅北口の第1合同庁舎東側に佇む札幌軟石(たぶん)でできたお洒落な建物が今回の展示会場。入り口から右の1,2階がギャラリーで、左側はカフェになっている。以前もこのギャラリーには来たことがあるが、思いの外狭く感じる。2階に上る木の階段のぎしぎし言う音がまたいい。
 所狭しと並べられた落ち着いた風合いのカップや皿。そして自宅の庭から持ってきたという野の草花が取り合わせられた花入れ。その地肌は、刷毛目を活かしたものや象嵌を施したものなど様々であるが、どれも自然の土の温もりを感じさせて、良い。ほぼ正面に掛けられていた、縦50センチ横20センチほどの長方形の箱に、小さな三つの正方形の穴が穿(うが)たれた花入れが目を引く。
 そのまま2階へ足を運ぶ。2階のコンセプトは窓辺を飾る草花(と本人が言っていたような記憶が)。窓に見立てた木枠の中に緑の添えられた花入れが鎮座している。厚さ5ミリほどの粘土の板を数回柔らかく折りたたんだ鼠色の花入れが新鮮な印象を与える。象嵌の、おちょぼ口で太っ腹ながら均整が取れた品の良い花入れは、私のお気に入りだ。
 何か花入れの話題ばかりしてしまったが、紅の刷毛目の皿も好きでした。


西村和のHP

『石の蔵ぎゃらりぃ はやし』札幌市北区北8条西1丁目(地図

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。