『Devil Got My Woman』Skip James

 1931年。スキップ・ジェイムズ。ミシシッピ・デルタ・ブルースに括られる一人。ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)が彼の音楽に感化されたのは、有名な話らしい(私は知らなかったが。白状すると、私は基本的に無知です。ジャズもブルースもその他のこともよくわかっておりません。ただ、耳で聴いた私の印象をこのブログでつぶやき続けているだけです。私が受けた「印象」だけは私のものですから、それなら「あり」かと)。
 閑話休題。スキップ・ジェイムズはギターもピアノも弾く。ピアノ曲は洗練されていて、明るい印象を受ける。灰汁(あく)のないブルースと言えば良いだろうか。聞き流すだけならピアノ曲がいい。
 でも、この人を唯一無二な存在としているのは、力強く悲しいギターをバックに歌われる搾り出すような声と、そこから生まれる陰影とも言えるものなのだろう。近代にやってきたグレゴリオ聖歌というと言い過ぎになるが、その映し出す翳りは私を惹きつける。逆にその個性が好みを分けるところなのでもあろうが。

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。