『Pagliacci』

 宮越屋珈琲・パリアッチ。藻岩山麓通りから、かつて「ちざきバラ園」があった所に向かう道に入ってすぐ左にある。北から南に車を進めているのであれば、山側にある大きな黒い建物の上部に「宮越屋珈琲」と赤い大きな字で書いてあるのが山麓通りから見えるので、目印になる。
 道化師という名のその喫茶店は、雑誌置き場に鎮座している洒落たピエロの人形を除けばおどけた感じはまったくしない。店内ではクラシック音楽が常時流れているので、もしかしたらレオンカヴァッロのオペラ「道化師」を意識した命名なのかもしれない。カウンターの他は仕切りで分けられた4人掛けのテーブルが数ブロックあり、客同士の視線が交差しないように配慮されている。この店の作りは落ち着く。
 私は今回初めてこの店にきたつもりでいたのだが、実は過去に何度か来ている。店内の雰囲気も知っているし、マスターの顔も覚えている。なぜか店の外観と店名だけ忘れていた。でもここは単純に店との再会を喜ぼう。

『宮越屋珈琲Pagliacci』札幌市中央区伏見2丁目2-90(地図

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。