『PURE』トモ藤田

 2010年。自身3枚目のアルバム。バークリー音楽大学で教鞭を執っているギタリストだ。エレキギターを弾く。私は彼の著書を所有していて(まだ読み切っていないが)、それはそれはわかりやすくて、しかも役に立つ。演奏例も良い。そしてリットーミュージックのサイトで行っていた連載(トモ藤田の”ギター耳”養成講座)も思わず引き込まれてしまう内容である。
 なのになぜアルバムになるとこんな風になってしまうんだろう。確かに彼が本や講義で話している内容通りの演奏なのかもしれない。でも何か古臭い。古いのが悪いと行っているわけではない。私は戦前ブルースなども好んでよく聴くし、60~70年代のロックやポップスも好きだ。だから、たぶん古臭いというのは適切な言葉ではないのだろう。ベタな感じがする、とでも言った方がいいのかもしれない。うーん、比較的好きだった曲は、5「Tiny Tapper」くらいか。指導者としては抜群だと思うんだけどな。
 ちなみに国内ではインプレスダイレクトのサイトからしか買えない。このサイトでは藤田のことを「世界で高い評価を受けているギタリストのひとり」と紹介してるので、単に音楽の好みが私向きでないだけなのかもしれないけど。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。