『橋本治という行き方』朝日文庫

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 「生き方」じゃなくて、「行き方」。この着眼点がすごいと思う。センスを感じる。「生き方」を模索してもなかなか見えてこないものが、「行き方」というベクトルを見据えることで見えてくる。あくまでこの本に書かれているのは「行き方」であって、「生き方」ではない。でもそのふたつはどこかでつながっている。The BOOMの曲に「逆立ちすれば答えがわかる」というものがあるが、ある意味、それの表していることと、このこととは、相似形である。
 この本を読んで以来、私は生きることを考えるのに行き詰まったとき、自分の「行き方」を考えるくせがついた。こうすることによって、問題点が何なのか、自分はどうすればいいか、といったことの答えに対する見通しが、立ちやすくなった。しかし、その先にほんとうに自分の得るべき答えがあるのかどうかは、また別の話である。あくまで上で述べたことは、考えるヒントをまたひとつ(私が)手に入れた、という話。
 ちなみにこの本を読んだのはハードカバーの装丁のもので、かなり昔のことである。あえて内容には触れませんでした。この記事は、本の紹介文にも感想文にもなってませんね・・・。「行き方」という考え方を紹介したかっただけでした。

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。