『VIVIDLY』Pierre Bensusan

 2010年。ピエール・ベンスーザン。フランスのギタリストで、いわゆるDADGADチューニング(6弦から1弦に向かって、DADGADの順番に音が並んでいる)を多用することでも有名。5年ぶりのアルバム。私はこの人のギターが好きなのだが、どうりで、今まで私のブログで取り上げたことがないわけだ。
 彼は節(というか拍)の取り方が一種独特で、ちょっと変わった世界に入った感じになる。このアルバムは今までになく歌ものが多く、全14曲のうち実に半分が歌である。それも謀ったように偶数番号が歌、奇数番号がギターソロとなっている。歌ものは、ラテンのイメージのあるバラードが主である。テテ(Tété)っぽい6「La Java du Concessionnaire」や、スペイン風の14「Les Places de Liberté」まで。
 インストルメンタル(ギターソロ)では、穏やかな午後の日溜まりを感じさせる1「Veilleuse」、気ままに漂う雲のように心の洗われる5「DADGAD Café」、きれいな音の並ぶ7「Astres & Gnomes」あたりが、私の好きな曲。
 正直なところ、私は歌よりもギターだけの方が好きです。きれいな声だとは思いますが。

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。