『丹頂の昔』一保堂茶舗

 「而妙斎宗匠御好」とある。而妙斎(じみょうさい)は今の表千家の家元、千宗左(せんそうさ)のことであり、千利休から数えて14代目にあたる。別に、お茶を飲む立場からすると、表千家好みのお茶であろうと裏千家好みのお茶であろうと構わないのであろうが、私はつい表千家好みのものを手にしてしまう。私の点てるお茶は、裏千家のようには泡立てない表千家のものであるから、お茶もそれに合わせて表千家好みなのだ、というのは、ただの言い訳である。
 抹茶を家で点てるのは随分と久しぶりのことであるが、このお茶はおいしいと思う。十分な甘みがあり、微かに感じる苦味もまた良い。そう、抹茶って実は甘いんです。抹茶は苦くて・・・、という人は、一度ちょっと値の張るお茶を飲んでみるとよいと思います。この『丹頂の昔』はそれほど高級なお茶ではありませんが、私としては満足できるお茶です。
 つきあわせのお菓子は、金沢は『森八』の上生菓子「ねじ梅」。抹茶と生菓子の組み合わせは、最高ですね。

『森八』HP
『一保堂茶舗』HP

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。