「タイプディレクターの眼」

 デザインの現場オフィシャルブログ「タイプディレクターの眼」の紹介。ライノタイプ社のタイプディレクターをしている小林章さんのブログ。

 街中のさりげない看板、空港のサイン、チラシ、雑誌・・・。実にたくさんの写真が掲載されている。それらの写真の主役は「文字」。ふだんあまり気にしていない、文字あるいは書体に自然と興味を沸かせてくれる、素敵なブログ。
 この字はFrutiger(フルティガー)、これはCaslon(キャスロン)、これはGaramond(ギャラモン)、これはUnivers(ユニヴァース)・・・と、ひとつひとつ教えてくれるのを見て、プロってすごいな、と感嘆の声しきり。Futura(フツラ)はナチスを連想させるから使っちゃいけない、という間違った都市伝説(そんな都市伝説があったなんて、最近まで知らなかったけど。ついでに言えば、私はこの字、好きです)を、実例を交えて論駁してくれたりして、ためになる。ショックなこともあった。某OSに搭載されている、Arial(アリアル)、Book Antiqua(ブックアンティーカ)が、それぞれHelvetica(ヘルベチカ)、Palatino(パラティノ)の悪質なコピーだったなんて。Book AntiquaをExcelのデフォルトフォントにしていた私は複雑な気分。
 それはさておき、そんな欧文書体にまつわるいろいろな話がいっぱい載っていて、すごく楽しい。小林さんの飾らない人柄もいいんですね、きっと。

デザインの現場オフィシャルブログ「タイプディレクターの眼」

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。