『ガロアの群論』中村 亨

 講談社ブルーバックス。副題「方程式はなぜ解けなかったのか」。
 中学校で習うように、2次方程式には解の公式がある。同様に、3次方程式にも4次方程式にも解の公式は存在する。でも5次方程式以上は解の公式が作れないことが既に証明されている。とはいっても5次方程式以上でも解ける方程式は山ほどある。どうして解ける方程式と解けない方程式があるのか。若くして亡くなったガロアは、ガロア群という概念を導入することによってそれを明らかにした。
 現在知られているガロア理論というのは、ガロア自身が考えていたものとは表現がちょっと変わっているという。本書は、まずはそれをなるべくガロアが考えたようになぞっていき、その上でそれが現在どのように発展してきたかということまで解説している。
 正直なところ、この本を読んでもガロア群というものを理解した気にはなれなかった。半分ちょっとまではなんとか食らいついていったのだが、その後は何を書いてあるのかわからなくなってしまった。数式の流れはわかる。でも書いてある日本語が理解できない。論理が飛躍している感じがする。もう数学的思考にはついていけない年齢に達してしまったのか。ショックである。

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shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。