『DAW自宅マスタリング』江夏 正晃

 Rittor Music。副題「音圧&音質アップのための実践テクニック徹底解説」。
 運がよかったのかもしれない。ミックスとマスタリングの違いもわからずにこの本を手に取った。それでもついていけた。ミックスとマスタリングの違いもわかった。マスタリングを見越した上でのミックスについても、かなりのページを割いてくれている。マスタリングでどうしようもなくなったときはミックスに立ち戻る覚悟も必要だとも。
 自宅のパソコンで音楽を作る人のための本である。当たり前だが。本書では音楽の方向性を大きく4つに分けて、それぞれのミックス、マスタリングについて書いてある。歌もの系、インスト系、打ち込み系、生音系の4つである。音源が付属のDVDに収められており、マスタリング行程での音を実際に聞き比べることができる。もちろん自分のDAWソフトに読み込んで実際に操作してみて、体験することもできる。説明は主にCubaseによっているが、他のソフトでも大丈夫だと思う。ただ、私の持っているCubase Studioにはない機能が結構取り上げられていて、残念だった(例えば、multiband CompressorとかDeEsserとか)。
 コンプレッサーやリミッター、マキシマイザー、EQの扱い方などが全般的にわかるようになっているので、結構楽しめたし、役にも立った。CDの商品化についての話も興味深かった。私が何も知らない初心者だからかもしれないけど。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

コメントを残す