『西村 和 作陶展』石の蔵ぎゃらりぃ はやし

 2012年5月31日~6月5日。にしむらなぎ。
 札幌駅北口の第1合同庁舎の東側に、今回の会場がある。軟石の建物のお洒落なギャラリーだ。ドアを開けて右側2階建て部分がギャラリーで、左側がカフェになっている。2階建てといってもそんなに広くはなく、ぎしぎし音を立てる狭い階段など、なかなか味のある空間である。
 1階には彩泥の器や、私が家で使っている褐色のカップと同じデザインながら渋い灰色に焼き上げたものなどが並ぶ。懐かしい雰囲気。花入れには、浦島草(ウラシマソウ)など(なんかマニアックな香り)、自宅の庭から運んできた草花がさりげなく飾られている。焼き物の落ち着いた色に、この緑がよく映える。
 目を惹いたのは2階の壁だ(写真を許可してもらいました)。草花の描かれた縦長の陶板が並ぶ姿は壮観である。今回の展覧会で一番のお気に入りだ。写真では見にくいが、手前から順に、蔓梅擬(ツルウメモドキ)、浦島草、野イチゴ、蓮(ハス)、水樽(?)、花菖蒲、百合、野ぶどう、クジャクサボテンと並んでいる。とくに中ほどにある蓮の絵が私の心をとらえた。2階にはこのほか、錫蒔陶漆や象嵌作品などもあった。
 昨年三越ギャラリーで開かれた展覧会(私の記事)では抹茶茶碗などが並び、高級イメージがあったが、今回は身近で温かい雰囲気に包まれていた。

西村和のHP
『石の蔵ぎゃらりぃ はやし』 札幌市北区北8条西1丁目(地図

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。