『ASTOR PIAZZOLLA~アストル・ピアソラ作品集~』大萩 康司

 2012年。大萩はクラシックギタリスト。
 ギターソロ・アルバムではないが、当然のことながらすべての楽曲に彼のギターが絡んでいる。「リベルタンゴ(Libertango)」と「タンティ・アンニ・プリマ(Tanti anni Prima)」はギターとバンドネオン。「タンゴ組曲(Tango Suite)」と「来たるべきもの(Lo Que Vendra)」はギター・デュオ。「タンゴの歴史(Histoire Du Tango)」はギターとフルート。「ブエノスアイレスの四季(Las Estaciones Portenas)」と「大草原の夕暮れ(Tardecita Pampeana)」はギター・ソロ。
 きれいにまとまっている。うまい。でもちょっと物足りない。勝手な思いかもしれないが、ピアソラはもっと力強くて躍動感のあるイメージがある。クラシックギターが中心だと誰がやってもこうなっちゃうんだろうか。うーん、本当にこのアルバムは情感もあってきれいなアルバムなのですが。
 ―私には美しすぎる。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。