『sophie milman』Sophie Milman

 2006年。ソフィー・ミルマン。カナダ出身のジャズヴォーカリスト。
 これは自身の名を冠したデビューアルバムである。彼女のアルバムは2枚持っていて、これまでにもこのブログで取り上げたのだが(『Take Love Easy』『In The Moonlight』)、改めてデビューの頃の歌を聴きたくて購入した。
 やっぱり好きですね。最近よりもさらっと歌っているような感じはする。低くて太い声というものはあまり前面に押し出されていない。でもどっしりとしていてちょっとハスキーがかった声は今も昔も変わらずにいい。このアルバムはスタンダードとコンテンポラリーを取り混ぜて構成されており、ソフィー・ミルマンってこんな歌を歌うんだよ、というお披露目みたいなアルバムだと感じた。そしてそれは成功しているのだろう。こんなに魅力的なのだから。
 『櫻珈琲煎房』(私の記事) のサッポロファクトリー店にたまに行くと、いつもジャズヴォーカル作品が店内を流れている。本を読むにはヴォーカルがない方がいいんだけど、と思いながら過ごしていたものだが、今ではそんな音楽を楽しみながら過ごせるようになった。そういう心境の変化は、ソフィーを聴くようになった時期と重なる。不思議なものだ。趣味が広がるのは何がきっかけになるかわからない。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。