『リ・サイクル』村治 佳織

 2012年。『Re-Cycle』。デビュー20周年、ビクターからデッカ(DECCA)に移籍して10周年に合わせた2枚組ベスト・アルバム。1枚がポップスや映画音楽を中心とした選曲で、もう1枚がクラシック音楽からの選曲となっている。ほとんどの曲は移籍後のアルバムからのものであるが、『早春賦』と『禁じられた遊び(ロマンス)』はCD初収録曲である。
 ベストアルバムだけあって、よい曲、あるいは有名な曲ばかりで占められている。2枚のCDがそれぞれ違うコンセプトで組まれているのもよい。 気分に合わせてCDを選ぶことができる。ただ、あまりにベタな選曲でちょっと息が詰まる感じもする。息抜きができないというか、充実しすぎているというか。
 1枚目では、『映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より』から『悔いなき美女』、『愛はきらめきの中に』にかけての流れが好き。2枚目では、『大聖堂』からの3曲、『コンポステラ組曲』からの6曲、『コユンババ』からの4曲がいい。
 初回限定盤には、未発表の写真データを収録したCD-ROMと2013年のカレンダーがついてくるけれど、個人的には2枚のCDだけあれば十分だな、と思う。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。