『ブラス&ストリングスアレンジ自由自在』松浦 あゆみ

 Rittor Music。副題「知っていると知らないでいるとでは大違い」。
 この本で主に扱っている「ブラス」は、トランペット、トロンボーン、サックス(アルト、テナー、バリトン)で、「ストリングス」は、バイオリン、ビオラ、チェロ、ダブルベース(コントラバス)である。それぞれの楽器の構造、運指、音域、奏法、特徴の記述に始まり、ブラス、ストリングス単独のアレンジ、それらを合わせたときのアレンジについて、初心者が知っておいた方がよいと思われるものについて触れている。生の楽器のアレンジはもちろん、打ち込みにおける注意点なども書いてある。CDが2枚付いており、豊富な実例を実際に聴きながら読み進められるのがいい。ふだんこのような楽器に囲まれて暮らしているわけではないので、実際の楽器の音を聴けるのはかなりうれしい。打ち込みのコツなども、実例に則していてわかりやすい。そしてアレンジの例もかっこいい。
 ずっと手元に置いておきたい本だ。いい本を買った。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

0件のコメントがあります

  1. 松浦義和

    はじめまして松浦義和と申します。
    ブログで評価していただいた著者あゆみ氏の夫です。
    ネットを浮遊しているうちにここにたどり着きました。
    彼女の本にすごく良い評価を書いていただいていたので、うれしくなって思わず投稿してしまいました、、お許しください。
    この本は私達が結婚前に彼女がリットーから依頼を受け、その後結婚をはさんで5年かけて執筆しています。
    膨大な資料を基に彼女の経験をふまえて、すごく苦労して書いていたのを思い出します。
    打ち込みに関しては時々私もアドバイスして書いています。

    何年か前に韓国版も出版されています。
    突然の乱入お許しください。
    ありがとうございます。

  2. S-aki

    コメントありがとうございます。この本は本当にわかりやすくて洗練されていると思います。少しは音楽理論もわかっていないといけないのでしょうけれど、私にとってはちょうどよい内容でした。やっぱり楽器の特性を理解した上で、本物っぽく曲を作りたいので。執筆に5年かかっているとは驚きでした。なるほど完成度が高いわけです。

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