『トニーニョ・オルタ』トニーニョ・オルタ

 2003年。でも元々のアルバムは1980年で、トニーニョ・オルタにとってはセカンドアルバムにあたる。これは日本版。『Toninho Horta』Toninho Horta。
 トニーニョ・オルタという名前は何度も聞いたことがあるし、彼のことをリスペクトしているアーティストが多いことも知っていた。でも彼の音楽のことは何ひとつ知らなかった。このアルバムが初めて買った彼のCDである。聴いてみてびっくりした。聞いたことのある曲ばっかりじゃないか。これらのブラジル音楽をつくっていたのがトニーニョ・オルタだったのか。ギタリストでありシンガーソングライター、よいアレンジャーでもある。ヴォーカル曲もあればインストの曲もある。パット・メセニー(Pat Metheny)が参加していたりもする(もちろんギターで)。
 どれもこれもいい曲で好きだけれど、特に気に入ったのを挙げるとすれば、サンバの『アキ・オー!(Aqui, Oh!)』、インストの『ヴォオ・ドス・ウヴルース(ウヴルーの飛翔)(Vôo Dos Uburus)』、パットのギターが冴える『カーゾ・アンチーゴ(古いつきあい)(Caso Antigo)』、落ち着いた感じの『ボンス・アミーゴス(いい友人)(Bons Amigos)』、このアルバム唯一のソロ弾き語り『ヴェント(風)(Vento)』、最後を飾る『マノエル・オ・アウダス(大胆なマノエル)(Manoel, O Audaz)』でしょうか。お薦めのアルバムです。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。