『Scenery』川畑 トモアキ

 2012年。『シーナリー』。ソロギター・アルバム。
 春夏秋冬のほか、様々な風景をイメージした曲が詰まっている。よく響く音はとてもキラキラしていて、まるで水面に映る太陽の反射のようだ。この音には、『Dreamer』のような明るいきれいな曲がとてもよく似合う。どの曲もメロディが美しく、無理がなく聴きやすい。私はそんな中でも、ちょっと陰のある、なのに明るい感じのゆったりとした『花鳥風月』や『Snow Dance』のような曲が好きだ。この系統の曲では『SAKURA』が出色かもしれない。このアルバムには二つのカヴァー曲、『海の見える街』(映画『魔女の宅急便』より)と『守ってあげたい』(松任谷由実)が取り上げられているが、私は特に前者のアレンジが素敵だなと思う。そして最終曲『再会』が静かな曲ながら感動的で、胸を打たれる。その余韻が心地よい。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。