『Close-Up Vol 3, States of Being』Suzanne Vega

 2011年。
 1985年のデビュー以来25年を迎えて、スザンヌ・ヴェガがこれまでの作品をもう一度見直そうとして企画した「Close-Up」シリーズの4枚のア ルバムのうちの第3弾。基本はアコースティックな感じで演奏し直しているが、Vol. 1、Vol. 2、Vol. 3と進むにつれて弾き語りっぽいのは少なくなってきている。本作ではエレクトリックな音を使ったり、結構作り込んでいる。
 タイトル『States of Being』は直訳すれば「存在の状態」といったところだが、スザンヌによると「Mental Health」(精神衛生)の意味合いなのだという。重くのしかかってくるような曲調のものが多いのは、彼女の精神がそんな感じになっているということなのだろうか。
 今の私には重いのはつらい。だから好きな曲も淡々としたシンプルなものになってしまう(歌詞の内容はともかく)。『Cracking』、『Penitent』、『Pornographer’s Dream』のような。ほかにはノリのいい『Last Years Troubles』も悪くない。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。