『0』青葉 市子

 2013年。
 クラシックギターと歌だけの、なのにとても豊かな光景が目の前に広がる、素敵なアルバム。ダイナミックスが豊かで音がつぶれいてなくて、曲の速さが緩急自在で、情感豊かに繰り広げられる音の世界。そのゆらぎのようなものが実に心地よい。国東半島旧第六トンネル内を歩きながら紡いだという10分超の即興演奏『いりぐち でぐち』のライブ感もたまらない。
 この音楽のジャンルって何なんだろう。ふと考えたけれど思いつかない。「青葉市子」という独自世界。うまく言葉では表現できないけれど、この世界がとても気に入ってしまった。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。