『ラヂオ』青葉市子と妖精たち

 2013年。
 彼女はクラシックギター片手にささやくような歌声をそれに乗せた作風のものが多いけれど、本アルバムでは、坂本龍一、細野晴臣、小山田圭吾、U-zhaanという豪華布陣がサポートに入っている。これは2013年元日にオンエアされたNHK-FM「坂本龍一ニューイヤー・スペシャル」のスタジオ・セッションをCD化したものらしい。当然のことながらピアノの音やエレクトリック・ギターの音が入ってくるのだが、それが彼女の世界観を少しも損なうことなく、むしろそれを深めているのがすごいと思った。小山田の曲である『Star Fruits Surf Rider』ですら彼女の曲に聞こえてくる。でもさすがに細野と歌う『悲しみのラッキースター』、『Smile』(ともに『HoSoNoVa』細野晴臣所収)は細野色が強かったけれど(でもすごくいい)。
 青葉市子の世界は一種独特であったりするけれど、私ははまっている。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。