『著作権で迷った時に開く本Q&A』藤原 唯人

 カナリア書房。副題『イラストレーターのための法律相談』。
 本書は、法律(著作権、意匠権、商標権に関するもの)という観点から、「クリエイターの作品を守る方法」について書かれている。だから基本的には、イラストを作る立場から著作権等を眺めた本である。でも逆に見れば、他人の作った作品を利用する立場からの著作権等も見えてくる。
 26のQ&Aと14のコラムから成っていて、かなりかゆいところに手が届いている本だ。私の中でこれまで著作権法的にアウトなのかセーフなのかが微妙だった点について、ズバリと答えてくれているところがいくつもあった。イラストの依頼者との契約書の例など、とても参考になる。
 自分の著作権を守るために、他人の著作権を侵さぬように、ぜひ手元に置いておきたい。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。