『Photoshopで描く 漫画、イラストのための背景画の教科書』菊池 杏子

 エムディエヌコーポレーション。
 「部屋を描く」「街を描く」「自然を描く」「街を描く」として、4枚の絵の描き方をとても丁寧に解説している。まさにPhotoshop(Adobe)を使い倒すという感じで、このソフトにあるさまざまな機能を幅広く使っている。こんなにたくさんの種類のブラシやレイヤーの描画モードを使ったことがなかったので、参考になった。Photoshopの使い方が載っているのはもちろん、パースや光、色、質感表現などの絵を描くための基本も掲載されている。ちょっと難しく感じる部分もあって入門者向けではないと思うけれど、さまざまなレベルの人に対応できるよい本だと思う。背景画を描いているムービーをYouTubeで見ることもできる。私はアナログの絵を描くための下絵や構想の段階でしかPhotoshopを使ったことがなかったのだが、この本を読んで、デジ絵を完成品として仕上げることができそうな気がしてきた。初心者にとっては、本書に書かれているように、下絵から完成までを通した作画の流れを知ることは有用なのだ。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。