『Holes』Louis Sachar

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 Yearling Newbery。
 無実の罪で捕まえられて、干からびた湖の畔にある更生施設に入れられる主人公。そこでやることといえば、くる日もくる日も自分の背丈ほどもある穴を掘ることの繰り返し。何人もの子供たちが、そこで毎日ひとりひとつずつ穴を掘らされる。なんでこんなことをやり続けなければならないんだろう。主人公はその理由に気づきはじめる。そして事件は起きる。この灼熱の太陽の下、誰の助けも借りず生き抜かねばならない……。さらに最後には驚きのどんでん返しが。
 伏線がいくつもある。それは100年以上も前にこの湖で起きた出来事だったり、主人公の祖先の話だったり、捕まる原因となった罪のことだったり。一見関係なさそうなそれらのいくつもの話が、最後にぴたっとつながる。まるでジグソーパズルの絵柄が揃ったかのように。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。