1955年の録音。アーマッド・ジャマル(ピアノ)、Ray Crawford (guitar), Israel Crosby (bass)。ノンドラムのピアノトリオ。
完全にジャケ買い。フェルメールの『真珠の耳飾りの女(青いターバンの女)』みたいな角度からの瞳に釘付けになってしまった。
古くさい感じがまったくしない。そして陽気。軽快なピアノに、明るいギターの音。控えめながらもきっちりとサポートするベース。あと、トリオのほかにコンガみたいなリズム楽器が入っているような気がする。そしてこのリズムがまたポップな印象を演出している。このアルバムのピアノは実にのびのびと自由に弾いてる感じがする。こうやって楽しく演奏できたらな、と思った。