『日本の大和言葉を美しく話す』高橋 こうじ

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 東邦出版。副題『こころが通じる和の表現』。
 日本語には大きく分けて、漢語、外来語、大和言葉の三つがあるという。そして大和言葉は日本の風土で生まれた言葉で、心に染みる特性があるのだという。だから使わないのはもったいないので、もっと使ってみてはいかがですか、と著者は言う。
 「チョーおいしい」ではなく「このうえなくおいしい」、「感動した」の代わりに「胸に迫る」「胸を打つ」、「残念ながら」の代わりに「惜しむらくは」など、200を超える言葉について、大和言葉を紹介している。中にはふだんから使っているよというような言葉もあるけれど、「むべなるかな」「目もあや」「手だれ」など、ほとんど使ったことのないような言葉もある。
 大和言葉には、場をやさしく包み込むような温かい雰囲気をもたらす力があるのかもしれない。ふだん忘れかけていた日本語の力を思い出させてくれた。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。