『すぐわかる産地別やきものの見わけ方』佐々木 秀憲

 東京美術。
 代表的な国内23、海外13の産地の焼き物を紹介している。ひとつの産地について2~6ページを使って、豊富な写真とともに解説している。説明はわかりやすく、各産地の特徴もコンパクトにまとまっている。
 ただ、やはりこれだけの産地をひとつの本に詰め込むと、それだけさらっとした説明になってしまうのは致し方ない。同じ産地でも多様な作品があるはずなので、もっとたくさんの写真も見たくなるし、もっと詳しい解説も欲しくなる。違う産地でとてもよく似た焼き物もあるので、それらの区別の仕方も知りたくなる。だが、それは他の専門書にあたったりネット情報を収集したりすべきなのだろう。焼き物に興味を持って初めて手に取る本としてはこのあたりで満足しなければならないのかもしれない。あとは実際に焼き物をたくさん見てみることですね、きっと。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。