『All is Wild, All is Silent』Balmorhea

 2009年。バルモレイ。アメリカ、テキサス州にある町の名前からとった6人組のポストロックバンド。ギター、ピアノ、アップライトベース、ヴァイオリン、バンジョー、ドラムスなどからなるインストゥルメンタル(楽器としてのヴォーカルも多少入っているけれど)。
 このバンドの曲はこれまで『Elegy』しか聴いたことがなくて、この曲はギターが中心のアルペジオによる耳に聞こえのいい聴きやすいものだった。だからてっきりそのほかの曲もそういう系統の曲なのだろうと思っていたら、実はそうではなかった。それは決して悪い意味ではなくて、なんだろう、胸に突き刺さるといえばいいんだろうか、単なるBGMで終わってしまう音楽なのではなく、聴かせられてしまう音楽だった。力強いアップライトベースやヴァイオリンの音、ドラムスによるリズム、そんないろいろなものが重ね合わさって、胸をえぐるような強さをもった音楽になっている。BGMのつもりでスピーカーから流していたのに、つい聞き耳を立ててしまう。またちょっと気になるバンドを見つけてしまった。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。