『絵本の書き方』エレン・E・M・ロバーツ

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 朝日文庫。副題『おはなし作りのAからZ教えます』。大出健、椋田直子 訳。
 著者は約500冊もの児童書を手がけてきた編集者。そんな彼女が教えてくれる絵本の書き方がこの本だ。絵本の構成要素である絵と文は明確に分けて考えられており、本書では、どちらかというと絵本の文を書くということに主眼が置かれている。だから「絵本のつくり方」ではなくて「絵本の書き方」なんだと思う。テーマの選び方からストーリー展開、絵本にあった言葉の使い方等々、様々な視点から絵本の書き方を指南してくれる。この本には図版がほとんど掲載されていないため、視覚に訴えてくる類の本ではないが、解説は具体的で丁寧なので読むのに苦労することはない。指南書というよりは読み物的な感覚で、楽しく読むことができた。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。