『Nashville Sessions』Jake Shimabukuro

 2016年。ジェイク・シマブクロ。ナッシュビル・セッションズ。
 この日本盤にはボーナストラックが3曲入っている。本編とこの3曲は分けて考えなければならない。
 本編は、ウクレレがジェイク・シマブクロ、ベースにノーラン・ヴァーナー(Nolan Verner)、ドラムスにエヴァン・ハッチングズ(Evan Hutchings)というトリオ構成で、アメリカのナッシュビルで行ったスタジオ・セッションによるものだ。そしてこれらの曲はロックやジャズといった様々なアプローチから、ウクレレとは思えない迫力の音楽を繰り広げている。ほんわかとしたウクレレのイメージを根底から覆してくれる。ディストーションを利かせた音質の点だけではなく、リズム、メロディすべてがぶっ飛んでいる。ありていに言えば、すごくかっこいい。
 それに対してボーナストラックの3曲は、ウクレレらしいからっとした音の、明るくてさわやかな音楽だ。これらもいい曲ではあるけれど、このアルバムの趣旨からすると、余計なトラックだと思う。 セッション1本でまとめてほしかった。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。