1970年の録音。『バラード・アンド・バートン』。アン・バートンのセカンドアルバム。ルイス・ヴァン・ダイク(Louis van Dyke, p)、ジャクエス・スコルス(Jacques Schols, b)、ジョン・エンゲルス(John Engels, ds)、ルディ・ブリンク(Rudy Brink, ts)。
バラード中心のしっぽりとしたジャズヴォーカルアルバム。昭和の中頃からある、壁やテーブルに艶がいい具合に出てきた、味のある雰囲気の喫茶店で流れていそうな、落ち着いた感じの音楽。聴いていると、何だか心まで穏やかになる。聴きやすすぎず、ちょっと特徴のある彼女の声がまたいいんですね。今日はサンドイッチセットにコーヒーだな。