日本シェーグレン症候群患者の会会報第25号

 2016年11月7日発行の「シェーグレンの会会報第25号」が届いた(こちらからダウンロードできます)。主な内容は2016年4月2日に行われた総会と講演会の内容。今年の総会には出席できなかったので楽しみにしていたのだが、あまり目新しい情報はなかった。ただ、ちょっとは気になる内容があったので、メモ程度に紹介。
○シェーグレン症候群患者の睡眠の質を考える 宮内先生
・シェーグレン症候群患者の睡眠の質はどうも悪そうだ。ただ、病気が原因かどうかは不明。
・特徴的といえるかどうかはわからないが、日中の仮眠と睡眠時の中途覚醒がよくみられた。
・中途覚醒が睡眠の質に影響しているのか、睡眠の質がよくないため日中に疲れて仮眠をとらざるを得ないのか、まとめて睡眠をとる体力が低下しているのか、現段階では不明。
○乾燥自覚と他覚所見の関係 西山先生
・目の乾き、口の渇き、ESSPRI(患者が乾燥自覚症状を評価する指標)といった自覚症状と、シルマーテスト、ガムテスト、サクソンテスト、ESSDAI(医師が全身症状を評価する指標)といった他覚所見は、必ずしも一致しない。
・様々な乾きの訴えをひとまとめに「乾燥自覚」と処理してしまうと、患者の訴えの細かなニュアンスが消えてしまい、他覚症状との関連性がみられなくなる。しかし、この微妙なニュアンスを細かく吟味してみると、表現の違いが病態の違いを反映していることがよくわかる。
○リウマチ性疾患への理解-シェーグレン症候群を中心に- 佐川先生
・シェーグレンの特徴は唾液や涙の分泌低下等であるが、関節痛、頭痛、疲れやすい、集中力が低下する、気分がよく変わる、鬱病状態になったことがあるなどの症状がみられることがある。自分だけで抱え込むことをせずに、医師等に相談してください。
・日常生活で心がけることは、1.規則正しい生活(疲れが溜まらないような生活を守る)、2.安静と十分な睡眠、3.バランスの取れた食事、4.適度な運動、5.気分転換、ストレスをためない、5.病気に対しても悲観的に考えない。

日本シェーグレン症候群患者の会HP

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

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