『デジタルツールで描く! 感情があふれ出るキャラの表情の描き方』スタジオ・ハードデラックス

 マイナビ。
 怒り、喜び、悲しみ、驚き、恐怖、嫌悪といった基本的な表情をはじめとして、切ないとか照れるとか具合が悪いだとかの細かい表情まで、約800点もの作例を載せて解説している。リアルな絵を描く人向けではなくて、イラストやマンガを描く初級者向けの本だ。筋肉の動きとかを解剖学的に解説するとかいうのではなく、目、眉、口などの形に重点を置いているが、逆にその割り切りがとてもこの本をわかりやすいものにしている。そして作例を描いているのが15人にわたるイラストレーターだというのがいい。劇画調からコミック調、デフォルメなどいろいろな画風があり、老若男女のバランスもよい。髪の描き方の章もあり、参考になる。デジタルツールの扱い方も載っているが、それは主目的ではなくて、あくまで表情の描き方のヒントを与えてくれる本だ。私の描く人物はとかく無表情になってしまうので、こういう本があると役に立つ。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

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