2011年。キーラン・マーフィによる3枚目のソロギター・アルバム。
穏やかに奏でていたり、ファンキーに弾いていたり、激しくかき鳴らしていたり、また、小曲から長い曲までいろいろと20曲収録されている。そのどれもが音が立っていて、立体感にあふれており、ギターの生音がすごく気持ちいい。強弱というかリズムというかそういうのが絶妙で、とってもグルーヴィーな音楽を聴かせてくれる。ギターの音は決してきれいな音ではなく、むしろちょっととんがった雑音の混ざった音だったりするのだけれど、それが逆にライヴ感を漂わせていてとてもいい。何といっても味がある。このアルバム、大好きです。