『猫はためらわずにノンという』ステファン・ガルニエ

 ダイヤモンド社。吉田裕美 訳。
 猫はいつでも好きなことをしていて、自由で気ままだ。かまってほしいときは寄ってくるくせに、そうでないときはこちらがちょっかいを出すのが迷惑そう。
 そんな猫の生き方をちょっと真似て、私たちももっと気楽に生きてみてはどう?というのがこの本が言わんとしていることだ。
 人間はいろいろなしがらみの中で人生を送っており、変な気遣いばかりしているけれど、本当にそれは必要なことなんだろうか。もっと自分に自信を持って、自分を大切にして正直に生きてみては?と問いかける。でもここで間違ってはいけない。猫はまわりを何も気にしないで自分勝手に生きているように見えるけれど、決してそういうわけではないのだという。だってそんな猫たちと一緒に暮らしている人たちは、猫と一緒にいることで実に幸せそうでしょう?猫が私たちのことを受け入れてくれているからじゃない?
 かわいいイラストとともに、私たちに猫のような生き方を提案し、ほっこりとした気分にさせてくれる軽い読み物。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。