『紙1枚に書くだけでうまくいく プロジェクト進行の技術が身につく本』前田考歩、後藤洋平

翔泳社。

大きくても大きくなくてもいいんだけど、複数の人が集まって何事かを成し遂げるプロジェクト。それをどうやって進めて、どうしたらうまく着地点に持っていけるかについて解説した本。

特徴的なのは「紙1枚に書くだけでうまくいく」というところ。その1枚を著者らは「プ譜」と呼んでいて、それを繰り返し書くことで、うまくプロジェクトを回せるようになる、と紹介している。

「プ譜」とは名前から想像できるとおり「プロジェクトの譜」ということで、目標に対してどのような施策を行っていけばいいのかを目に見える形に整理したものだ。これはプロジェクトの種類、規模、立案者を問わないので、汎用性に富む。

プロジェクト進行というのは「技術」であるということで、著者らの考えは一貫している。前半ではその基本的考え方、陥りがちな失敗、成功のための進行例等を解説し、後半では実際にプ譜の作成例をたくさん掲載している。

プロジェクト進行でうまくいかなかった経験のある人、いきなりプロジェクトを任されて途方に暮れている人は、試しにこのプ譜を使ってみてはいかがだろうか。慣れないとどんな切り口で各項目を埋めていったら悩むかもしれないけれど、プ譜は繰り返し何度も作り直していくことを前提とした、プロジェクトを進めていくための道具だから、よくわからなくてもまずは書いてみることから始めるといい。

私も早速使ってみたい。ごく個人的な小っちゃいプロジェクトにも使えそうだから。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

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