『影響力の武器 実践編』N.J.ゴールドスタイン, S.J.マーティン,R.B.チャルディーニ

誠信書房。安藤清志監訳、高橋紹子訳。「イエス!を引き出す50の秘訣」

『影響力の武器』(私の記事)というR.B.チャルディーニによる本があって、それを底本としている。というか、その続編のようなもの。

まさか『影響力の武器実践編[第二版]』が出ているとはつゆ知らず、初版を買ってしまった。第二版では「60の秘訣」に増えている。失敗した。ご購入の際はお気をつけください。

『影響力の武器』は全体として系統立てて分析的に書かれているのに対して、こちらはそういう論述っぽさがない。どちらかというと事例紹介的な感じで、読み物としてはこっちの方が気軽に読める。

ああ、なるほど、と思える例がたくさんある。中には直感とは違う真実もあり、に出会うアハ体験を味わえる。

『影響力の武器』を読まないで、こちらを先に読んでも余裕で楽しめるとは思うけど、やっぱり『影響力の武器』で系統立った理論を身に着けてから読んだ方が、頭には残ると思う。

まあ、時間に余裕のある人なら、「実践編」を読んで興味を持った上で「理論」(本編)を学び、またもう一度「実践編」を手に取ってみるという手もあるけれど。

本書で印象に残ったのは、個人主義的な傾向のある国に住む人と、集団主義的な傾向のある国に住む人とでは、心が動く「ツボ」が違うというところ。これは盲点でした。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

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