『学び効率が最大化するインプット大全』樺沢紫苑

サンクチュアリ出版。

以前、著者の『学びを結果に変えるアウトプット大全』(私の記事)を読んだので、「アウトプット」を読むんだったら「インプット」もだよね、ということで、手に取ってみた。

前のアウトプット大全では、インプットは「読む」「聞く」。アウトプットは「話す」「書く」「行動する」。インプット対アウトプットの割合は3対7くらいが最適、とか書いてあった。

ということで、前回は10分の7の「アウトプット」を学んだので、ここでは残り10分の3の「インプット」を学べることになる。合計したら100%ですね。

アウトプットの方が大事なんだから、アウトプット前提のインプットをいっぱいしていこう。その両方をらせん階段を上るようにどんどん回していこう、というのがこの本の主旨。

で、そのインプットの効率的なやり方を80個ほど紹介している。

基本的な考え方から、読書、テレビ、スマホ、映画、音楽など各論まで幅広く。

そりゃあこれだけインプットとアウトプットをこなしていけば、結果も出るよね、って思う。たいていの人はここまでできないからこそ結果も出ないんだろうし。

でもそれを言い訳にしてやらないでいたら、いつまで経っても結果が出るわけないじゃん、と著者は釘を刺す。

この本に書いてあることは、確かにおっしゃるとおりの内容で、なかなか反論を許さない。まあ、考えれば当たり前のことで、常識的なことだから。

ただ問題は、それをちゃんと実践する人が少ない、ってことなんだよね。

ということは、伸びない原因はやり方の問題というよりは、やる気の問題ということになっちゃう。

やる気がなければこの本を読んでも何にも役に立ちません、と著者は暗に言ってる???直接はっきりそう書いているわけじゃないけど。

この本は「やり方」を書いている本だけれど、結局は「やる気」の重要性が問われているわけで、そこんところがとっても逆説的で深いです。

パッと読んだ感じ、内容が薄く感じる人は多いと思うけど、本を読んだ感想がそこで終わってしまった人は、やっぱりこの先も伸びないんだろうな、と穿った見方をしてしまう私は、端から見るとあまのじゃくでいやなヤツなのかもしれない……

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。

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