学芸出版社。「世界のデザイン手法」
著者はPuddleの共同代表であり空間デザイナー。建築屋さんです。
この本はそんな加藤さんが選んだ40軒ばかりのカフェを紹介してる本。日本だけじゃなく、オーストラリア、ヨーロッパなど、世界各国から選ばれている。
写真がいっぱいあって、平面図があって、著者による建築スケッチ、そして解説がある。
美しい!かっこいい!
スケッチにはテーブルとか通路とかの寸法も書き込まれていて、整理された線もオシャレ。
行きたいなあ、こんな空間でコーヒーを飲んでみたいなあ。
(行ったことのあるカフェもあるけど)
って、こんな顧客目線の本じゃないんですよね、きっと。たぶんデザイナー目線の本です。
3部に分かれていて、
- 1部 場所とのかかわり
- 2部 人とのかかわり
- 3部 時間とのかかわり
って感じになってます。
でも私はデザイナー目線の人じゃないので、文章はよくわからなかったです。著者の思いや解釈がなんか専門的すぎて、高尚すぎて、意識高すぎて……
文章はよくわからなかったけど、視覚に訴えるものがメチャクチャつよいので、見ているだけで楽しいです。
私みたいな視点で本を手に取ってもいいんじゃないかなあ。かっこいいカフェのカタログみたい。