『ゼロから学ぶプロの技法 動物デッサンの基本とコツ』宮永美知代

ソーテック社。

ヒト以外の動物を描く機会が増えてきたんだけど、動物の描き方がよくわかっていなかったので、読んでみた。

これはデッサンの本だけど、実はデッサンの方にはあんまり興味がなくて、動物の骨格や筋肉の付き方を知りたかった。

動物って、全身毛で覆われてたり、甲羅がかぶっていたりして、見ただけじゃ内部がどうなっているのかよくわからないんですよね。

見たまま描けばいいじゃん、ていう人がいるかもしれないけど、直接動物を目の前にして描くにしても写真を見て描くにしても、そのまま見えたまま描くことって私はあんまりないんです。

ちょっと違う向き、例えば俯瞰にしてみたり、前肢の位置をちょっとずらしてみたり、表情をつけてみたり。

とすると、動物の骨格とかがわからないと、どうやって変化をつけると不自然にならないかがわからないんです。

適当に描くと、腕が変なところから出てみたり、関節のないところを曲げたりしてしまう。そうなるとできあがった絵やイラストは半端ない違和感を醸し出しちゃうんですね。

それを避けるために、資料としてこの本を買ってみたんです。

哺乳類、爬虫類、虫とか、57種類の生き物の骨格等が載っていて、役に立ちます。

脛骨の位置とかは今まで勘違いしていた部分もあって、知識を修正できたと思ってます。肘とか膝に見えるところが実は踵(かかと)だったりしたりするので、やっぱりこういう基本の資料を揃えておくのは大事だと思いました。

ただ、この本のデッサンを描いているのが、画家だったり大学教員だったり学生だったりといろいろで、素人目にもあんまりうまくないデッサンだなあと思ってしまうのも、中にはあります。

でも骨格が間違っているわけでもないので、その辺はしょうがないかな、と思ってます。

どの著者によるものでもいいので、こういう類いの資料は少なくとも一冊は手許に置いておきたいですね。

shizukiaki

札幌で絵やイラストを描いています。音楽や読書も好きなので、ブログではいろいろなジャンルの投稿をしています。